仕事運を鑑定する占いのひとつ、四柱推命について解説しています。
人の運命を鑑定する占いの一つが四柱推命。手相・人相や姓名判断と比べて複雑で、また膨大な知識が必要になるのが特徴です。
もともとは中国で生まれた占いで、陰陽五行説をベースにしてつくられました。中国や日本だけでなく、すでに世界中で使われている鑑定法です。
四柱推命には複雑な基礎理論があり、これをすぐに理解するのは難しいと思います。専門用語も数多く登場するので、ここでは簡単な解説にとどめます。
「四柱」とは、生まれた年、月、日、時刻の四つの数字のことを指します。人の命運は生まれた時点で既に決まっていて、これらの数字から運命を占うことができるのです。
生まれた日の数字が運命の中心を定めていて、年、月、時刻がそれぞれ影響を及ぼすという図式になっています。これらの影響関係を理解したうえで、その人のもつ運命について考えていきます。
●運命は変えられる?
生まれた時点で命運は決まっていると言いましたが、これはあくまで運命の土台になるもの。定められた運命を知った上で、その運命をよりよく生きることが四柱推命の目的です。
四柱推命は、膨大に積み重ねられてきた統計学的な知識をベースにして占いをします。それだけに、当たりやすさの面ではかなり有利です。ただし、その知識の量や使い方は占い師によって違うので、占い師のレベルに結果が左右されやすいという問題があります。
また、長期的で既に決められた運命を占うものなので、今悩んでいることを解決するための行動を知る、といった用途には使いにくいという弱点もあります。
相談者の置かれている環境に合わせた柔軟な鑑定には向いていないので、長期的な仕事の運勢や、職種の適性などを知るのに利用するとよいでしょう。
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