日立製作所や日産自動車、ジャパネットたかた、良品計画、リンガーハットなど、現在では業績好調な企業も、かつては業績が悪化し危機に陥った時期がありました。ここでは、そんな業績不振からV字回復した経営者の体験談から、事例を紹介しましょう。
私の会社は社員・スタッフ15名を抱え、もともと年商1億5,000万円ほどあった製造業です。これといった経営計画というものは立てずにやっていましたが、それでもとくに問題はありませんでした。
しかし、2008年に転機を迎えます。いわゆるリーマンショックです。
少しずつわが社の売上も減ってきたのですが、うちだけではなく同業者も同じような状況だし、それでも大口の得意先があるので心配はしていませんでした。ですが、その大口取引先の会社がリーマンショックの余波をうけ倒産してしまったのです。
受注はその会社に頼り切りで、ほかに営業先を広げるような努力もしていなかったため、私は顔面蒼白。一気に資金繰りが悪化し、わが社の経営はまさに火の車です。
今さらながら方々に営業をかけましたが、もはや後の祭り。いきなり飛び込んでも、どこもまともに相手をしてくれません。話を聞いてくれる会社があっても、提示されるのは焼け石に水のような額の契約ばかり。
経営を立て直せるような手だてもなく、途方にくれていたとき知ったのが、経営の相談ができる占い師の存在でした。
藁をもすがる気持ちで相談に乗ってもらったところ、わが社を救ってくる会社があるとの鑑定結果が。その会社は財務コンサルタントの会社で、企業の業績をV字回復させることには定評のある様子。
信じるも信じないも、私にほかの選択肢はありません。その足でコンタクトをとったのですが、その会社はいきなりの問い合わせにも対応してくれました。
担当者の方はわが社の財務状況をチェックすると、おもむろに2点の改善ポイントを指摘。
1つは、年間計画でキャッシュ、および利益をチェックし、会社を運営するにはどのくらいの売上が必要なのかを確認すること。
もう1つは、向こう5年を見て行動目標を立てることです。
確かに、いずれもわが社ではできていないポイントでした。さっそく、社員とともに会社の課題について話し合い、みんなが一丸となって問題改善へ取り組み始めたのです。
一次は社員も7名にまで減ってしまったものの、全員が会社のことを知り、営業先を増やすことに集中。
そのかいあってか、リーマンショックから2年後には月の売上が1,000万円にまで回復しました。この調子いけば、急落前の数字に戻るのは時間の問題です。
社員も13名にまで呼び戻すことができ、気を抜かずにみんなで経営に取り組んでいきたいと思っています。
これも、あのとき相談にのってもらえた占い師の先生のおかげ。先生に相談した会社を選んだことが、V字回復のポイントでしょう。
社員一同、感謝しています。
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